これから
弁護士になる皆様へ

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「個を磨く。知が集う。信に応える。」この採用コンセプトのもとで当事務所が求める人材はどのような方か。採用担当者として多くの学生の皆さんと接してきたからこその思いを伝えます。

対談者

  • 服部 紘実

    服部 紘実

    2021年より採用担当へ就任。アソシエイト時代からインターンプログラム等を通じ多くの学生と接し、個々の学生のニーズに合わせた対応を心がけている。
  • 齋藤理

    齋藤 理

    66期、69期の採用担当を経て、2021年より再任。「学生から選ばれる事務所」を目指し、NO&Tの魅力が伝わる各種プログラムを検討中。
  • 内海健司

    内海 健司

    73期~75期の採用を担当。「NO&Tで弁護士として働く」ことを学生がイメージしやすいようインターンプログラム内容の拡充へ尽力。
齋藤
齋藤
今日はNO&Tのリクルーター3名で、「NO&Tが求める人材」についてディスカッションしたいと思います。内海さんは73期から75期の採用を担当していますが、「NO&Tはどういう人を採用したいのですか?」という質問をおそらく何百回も聞かれたのではないですか?
内海
内海
そうですね。よく質問を受けます。遠慮があるのか、遠回しに聞いてこられる方もいらっしゃいます。
齋藤
齋藤
いつもどのような回答をされていたのでしょうか?
私も今後の採用活動にあたって是非聞いておきたいのですが。
内海
内海
採用担当弁護士によって考え方も違うので、ひとくくりに言ってしまうのは難しいですけど、割と意見が一致するのは、チームで一緒に仕事をしたら良い仕事ができそうな人、というポイントですね。NO&Tの同僚弁護士や自分が、チームの新しいメンバーとして一緒に仕事をしたくなる人、といってもいいかもしれません。それ以外のところは、実際にNO&Tの弁護士の性別、性格、考え方、出身校、出身地(国)、職歴などはバラバラだし、Diversityも意識してあまり偏らないように考えたりもしています。インターンで多くの弁護士に会っていただくと、色々なタイプの弁護士がいて、それぞれが個性をいかして仕事をしていることが、わかってもらえるみたいですよ。
齋藤
齋藤
「NO&Tは成績を重視する」という印象をもっている学生の方も多いように思います。そのあたりはどうでしょう?
内海
内海
私自身の大学の成績は悲惨だったので、偉そうなことは何も言えません!実は、私と似たような人は結構周りの弁護士にもいるので、ご安心ください(笑)。ただ、将来的に海外留学などを考えているのであれば、大学やロースクールのGPAが低いと苦労するので(私がそうでした)、あまり手を抜かないことをお勧めしておきます。なんだかんだ言って、皆さん事務所の後押しとかで最後は何とか留学に行ってますけど。。。というわけで、成績が振るっていない方も、是非遠慮なくインターンにご応募ください。法律の勉強の他に打ち込んでいたこととか、今まで自分がどんな風に「個を磨いて」きたのか、成績以外のアピールポイントを、エントリーシートに書いてもらえると、ありがたいです。
斎藤
斎藤
昔から、他の事務所との比較で、NO&Tの雰囲気は「公家」、皆一緒で「金太郎飴」などと言われている、といいますか揶揄されているようですが(笑)、服部さん、今でもそんな話を聞くことはありますか?
服部
服部
そうですね、「公家」は私が学生の頃に既に言われていたような気がしますが、いまだに耳にすることがあります。自分自身には全く「公家」の要素はないですが(笑)。インターン等の機会を通じてNO&Tの弁護士に実際に会っていただくと、一言で表せるはずもない色々な弁護士が集まっていることが簡単にお分かりいただけるようで、学生の方からは実際にそのような感想を良く聞きます。
齋藤
齋藤
「公家」を期待してインターン等に参加すると肩すかしをくらいますよね。皆さん気をつけてください(笑)。この話に限らず、リクルートをやっていると都市伝説的なものを耳にすることが少なくありませんが、他に学生の方が誤解されているなと感じることはありますか?
服部
服部
NO&Tではかなりの割合の弁護士が、何らかのタイミングで海外の法律事務所や企業、官公庁等に出向したりしますが、そういった事務所外での経験を積む機会について、学生の皆さんがネガティブな印象を持たれているような発言を耳にすることがたまにあって、驚くことはありますね。
内海
内海
学生の方から最近聞かれてびっくりしたのが、NO&Tでは留学までの4年間でふるいにかけられて、留学・出向の片道切符で外に出される、という見てきたような怪談があるらしいです。。。おそらく某人気ドラマの出向に対するイメージに影響されちゃっているんだと思うのですが、私を含め、NO&Tの大部分の弁護士は、自分の専門性や経験値を高めるために留学・出向に行ってキャリアを積み、その後、NO&Tに戻ってきて働いているので、外に出されるといった心配が必要ないことは、すぐ分かってもらえるはずです。インターンで留学・出向帰りの人の話を実際に聞いてもらうと、留学・出向に出た理由やそこで得たものについて、具体的なイメージがわくと思います。服部さんも出向の経験がありますよね?
服部
服部
はい。私も、留学とその後の海外法律事務所への出向に加えて企業にも出向する機会があり、計3年間事務所を離れていましたが、出向先や出向のタイミング・期間は、自分の目指したいキャリアの方向性や家庭の事情等も含め、周囲の弁護士に密に相談に乗ってもらいつつ決めました。ある日突然呼び出されて、「来月から某社に1年間出向です」という感じで一方的に告げられるということは、全くありません。
齋藤
齋藤
NO&Tに入所すると「個人の価値観とライフスタイルの尊重」という理念を初日から繰り返し「すり込まれ」ますが、留学や出向もあくまで個々の弁護士の価値観やライフスタイルに照らしてその人がどうしたいのか、で決まっていくものですよね。
服部
服部
そうですね。その理念に基づくものなのかもしれませんね。NO&Tには、アソシエイトの働き方やキャリア形成に関する希望といった個別の事情についても、パートナーをはじめとする先輩弁護士がしっかりと耳を傾け、ともに考え、助言を惜しまないという風土があると思います。そうした部分に魅力を感じてくれる人には、是非入所して欲しいですね。
齋藤
齋藤
都市伝説の話から良い具合に「NO&Tが求める人材」の話に戻ってきましたね。では内海さん、最後に学生の方々へメッセージをお願いします。
内海
内海
インターン後のアンケートで学生の方にインターンの感想を書いていただくのですが、NO&Tのインターンに参加されて、弁護士間の人間関係のフラットさや風通しの良さを感じてもらえる方が多いみたいです。NO&Tのもうひとつの理念として、「複数の弁護士が協力して、最高の質を有するリーガルサービスを提供する」、というものがあります。目の肥えた企業法務の依頼者に満足してもらい「信に応える」ため、仕事の質にはもちろんこだわっていますが、その上で、それを複数の弁護士が案件毎にチームを作って「知を集わせ」成し遂げていくためにも、こういうカルチャーは大事にしたいと思っています。また、こういうことに共感できる人に、NO&Tの新たなメンバーになって欲しいとも思っています。お待ちしております!