リーガルテックと一言に言っても様々なサービスが存在しています。サーチ系、審査系、訴訟系、契約系など、用途に応じたそれぞれのリーガルテックが出ています。長島・大野・常松法律事務所では、企業の契約業務全体のデジタル化を推進しています。また、事務所内では、国際法務の効率化を図るために法務に特化した翻訳ツールの導入も行っています。
これまでの取組み
Techに詳しい当事務所の弁護士が参加し、2017年よりプロジェクトチームを発足させ、2018年より機械翻訳やRPAなど複数プロジェクトを実証実験・検証しています。
秘書やパラリーガル、IT部門、事務局、図書/データベース部署と連携し、リーガルテックで解決すべき課題を洗い出し、事務所全体で日々改善を繰り返しています。
長島・大野・常松法律事務所のリーガルテックへの対応
2017.12 | NO&T Legal Techプロジェクトチーム発足(当初5名) |
2018.01 |
複数プロジェクト実証実験・実証開始 - 機械翻訳/ドキュメント管理/マクロ/自動化(RPA) 法務DDサポートツール開発 |
2019.02 | MNTSQパイロットプロジェクト開始 |
2019.10 | PKSHA Technologyと共同でMNTSQへ出資・業務提携開始 |
2019.12 | サピエンス社LION BOLTの実証実験開始(2020年4月導入) |
2020.09 | 書籍「Legal Tech」(金融財政事情研究会)出版 |
2020.12 | 大企業向け契約データベース「MNTSQ for Enterprise」正式版リリース |
実際の業務へのリーガルテックの活用事例
板谷弁護士からのメッセージ
リーガルテックの活用は
さらに進歩、
NO&Tでの取組みも、
より一層加速していきます。
私は、NO&Tに所属しながら、MNTSQ株式会社というリーガルテック企業を創業し、代表を務めています。弁護士として働くなかで、NO&Tの「公平な合意を創り出す力」に感銘を受け、この力をより社会に役立てるため、機械学習テクノロジーを活用してソフトウェアとしても企業に届けていきたいと考えたためです。
私は、アソシエイトとして5年間、M&Aや事業再生など本当にやりたい仕事を任せていただいてきました(本当に楽しい日々でした)。そんな私がさらに「起業をしたい」とパートナー弁護士に突然の我が儘を言ったとき、笑わないどころか「全面的に支援したい」と言ってくださり、そして有言実行する、そんな法律事務所は世界を見渡してもないと思います。
既存のプラクティスの最前線を味わうだけでなく、新しい領域へのチャレンジもサポートしてくださる、そんなNO&Tで皆さまと一緒に働けることを楽しみにしています。